大規模修繕工事をいたしました建物のアフター点検させていただいております。コンクリートやタイルのひび割れ、屋上防水の不具合はないか、共用廊下や専有バルコニーの防水、床の塩ビシートの剥がれがないか、外壁塗装の異常な劣化や膨れ、剥がれがないかなどを建物全体を見回ります。不具合がなければ一安心ですが、不具合個所を発見する場合もございます。その際には写真で記録し、まず、事実をお施主様（管理組合様）に報告をし、その不具合の原因が施工当時の不良による瑕疵であるのか、あるいは外的要因によるものかを判断しご説明いたしております。判断の難しい場面もございますが、補修費用のご負担をお願いする場合もございます。以降、経年によって大きな不具合に結びつかないような処置をするのが目的となります。原因をつかみ、適切な処置をすることが肝要です。ですので、その不具合が重大な作用を及ぼさない場合においてはお施主様（管理組合様）がわざわざ出費してまで補修することをお勧めしない場合もございます（計画修繕時期が近付いている場合はご相談の上、その時期まで手を付けない選択もございます）。ある建物で５月の初めにアフター点検を行いました。大きな不具合がなく安心したのと日常の清掃管理が行き届いておりいる建物でしたので、いつまでもきれいな状態であったのがうれしく思いました。建物の大規模修繕について、屋上防水工事について、３０年保証防水（ノボタン防水）について、耐震補強について、あるいは建物管理についてご相談がございましたら気兼ねなくお問い合わせください。