2020.07.01
乾式吹付工法 構造物 断面修復 耐震補強
橋梁 耐震補強の一つとしてポリマーセメントモルタル乾式吹付工法を取り入れております。従来のコンクリート型枠では打設の難しい床板や梁などの上向きや、補強後の構造物の拡大を最小に抑えるといったときに利用されています。コンクリートと違い骨材の粒径が2mm程度と小さいことから鉄筋背面への充填性も非常に高く、既存構造物との一体性が求められる耐震補強では有用な工法の一つです。乾式吹付工法はこれから暑さの続く現場でも吹付用ホース内でモルタルが固まってしまうことがなく休憩や中断ができます。後片付けの際ホース内部清掃も簡単であることから施工する側として比較的取り扱いやすいといった利点があります。耐震補強あるいはコンクリートの断面修復工法の一つとして選ばれています。